NZ永住権目指すのにまったく畑違いのコースに留学はアリ?ナシ?

Kia Ora!ニュージーランド(以下NZ)の留学エージェントで留学カウンセラーをしているまどかです。

自身も元ニュージーランド留学生で、2019年からはホストマザーとしてたくさんの留学生を受け入れてきました。留学を多方面から見てきた“留学の申し子”です♪
NZ留学して永住権を目す場合、まったく畑違い、今までやったことない分野に進学することも結構よくあります。
今回はわたしの留学生だった時の経験や今生徒さんたちをサポートしている状況を踏まえて、畑違いの分野に進むのはアリなのか?ということについて書いてみますね。
結論:畑違いのコースに留学は大いにアリ
結論としてこれはアリです。理由は以下で説明します。
永住権を目指す場合、NZで求められてる職に就く必要がある
NZ永住権を目指す場合、NZ国内で求められている職業に就くのは大前提。
2025年現在ではGreen Listという職業不足リストを基本に、移民アドバイザーと連携してコースのご提案をしています。
Green List掲載の職種は小学校教諭、看護師、ソーシャルワーカーなど。必ずしもそれがあなたの過去の経歴に関連するものとは限りません。
今までやってきたことがあなたの適性とは限らない
たとえばあなたが看護師だとします。でも、看護師になったのは別に好きでも得意でもなく、単に理系得意で体力あるし手に職つくからって理由の人もいるでしょう。
もしかしたらあなたには別の適性があるかもしれません。
食わず嫌いなだけでハマることもある
特に社会人留学の人は、大人になってから新しい分野を学び直すのはちょっと勇気がいりますよね。でも、やってみたら意外と面白い、という声も聞きます。
文系の人が看護師になるのも、理系の人が文転するのも大いにアリ。
畑違いのコースに行く場合の注意点
とはいえ畑違いのコースに行く場合はいくつか注意点もあります。
コースの入学要件を満たしているか確認
コースによっては過去の学歴・職歴が関連した分野であることを求められます。なので必ず希望のコースに入れる保証はありません。
自分にとって苦痛でないか考える
たとえば文系の人が理系苦手なのに無理やり理系に進むとか、オフィスワークが好きな人が立ち仕事の分野を選ぶとかは結構負担がかかります。
仮にその分野が永住権に有利と言われてても、自分がやってて苦痛になることは絶対選ぶべきではないです。

わたしは料理も立ち仕事もシフト制仕事も大嫌いなのに調理コースに進んで撃沈した黒歴史があります(爆)
畑違いのコース選びは戦略的に
わたしは留学エージェントとして、ただ生徒さんを学校に紹介するだけでなく生徒さんが楽しく留学できるよう努めています。
どんなに今アツいと言われてるコースでも、本人の心が潰れてしまうなら絶対に勧めない。場合によっては留学自体ストップかけることもあります。

過去の自分のようにボロ雑巾みたいになる留学生をもう出さない!というのがわたしのポリシーです!