ニュージーランドで味噌を手作りしてみた!材料を買える店・仕込み手順まとめ。
Kia Ora!ニュージーランド在住ブロガーのまどかです。
ニュージーランドで生活していて地味に困るのが味噌。味噌汁とか肉味噌とか色々使うんですが、昨今の物価高で750gで16ドルとかになってしまい家計が・・・。もうこれは作るしかない!と思い、先日人生初の味噌作りをしました。
この記事では、ニュージーランドで実際に味噌を仕込んでみた体験をもとに、材料や容器の入手先から値段、仕込みの手順まで詳しくまとめています。
NZで味噌作ってみたいけどやり方がわからなくて困ってる・・・という方の参考になれば嬉しいです!
ニュージーランドで味噌を手作りするメリット
ニュージーランドで味噌を作るのにはいろんなメリットがあります。
買うよりも安上がり
大豆とか米麹って結構高いので「ほんとに買うより安いのか?」って一瞬思うんですが、大豆は煮ると膨らむので結構な量になります。手間はかかるけど、単純に材料費だけ考えたら買うよりも断然安く済む。無添加などクオリティを考えたら尚更お得。
味噌がいつでも手に入る
今まではJapan Martでひかり味噌の無添加のを買ってたんですが、人気なので欲しい時に売り切れてることも多々・・・。安い味噌はあるけど味が微妙なので買いたくない。そんならいっそ自分で味噌仕込んで、常に家に味噌がある状態にすれば安泰!
自分の好きな材料で作れる
スーパーに売ってる味噌は醸造アルコール入りの味が微妙な大量生産品だったり、MSG(化学調味料)が入ってたりするんですよね。遺伝子組み換え大豆も心配だし。その点手作りなら自分の好きな材料で作れる。何が入ってるかわかるので安心です。
子どもの教育にも良い
うちの4歳息子は味噌をそのままペロペロ舐めるくらい好き。「ぼくおみそつくってみたいなぁ」と言うのでこれはもう手作り始めるしかない!と母は重い腰を上げることにしました。
大豆潰すのとか味噌玉投げるのって楽しいし五感を使うので発達にも良い。あとニュージーランド育ちの子にとっては日本の文化を味わうのにもいいかも。
味噌の材料・容器を買った店と値段
今回は大豆・乾燥米麹・塩の3つを使いました。容器は2L×2個。

大豆
Tai Ping(太平)で買いました。1kg 9.28ドル。このCocoというブランドはチャイマなら大体どこでも置いてるのでチェックしてみてね。
NZのスーパーには乾燥大豆置いてないし、Good Forなどの自然派量り売り店はあっても在庫切らしがち+値段が高い。オンラインショップで安いところはあるけど、送料がかさむ。
私は大豆はどうしてもニュージーランド産が良かったんですが(遺伝子組み換え避けるため)、ググっても良さそうなのが見つからない・・・というわけで自分の足で歩いて見つけたのがこれなんです!

米麹
Japan Martで買いました。300gで8.7ドル×3袋。
オンラインショップでは常に売り切れですが、店舗行ったら山盛り積んであったのでお近くの人はぜひ。
何気に米麹って日本でもそんなに安くないから、送料かけて取り寄せだと高くつくので。

誰か日本から来る予定があるなら持ってきてもらってもいいかも♪
塩
Pak’n SAVEで買いました。1kg 2.59ドル。NZはSea salt(自然海塩)が激安なので、精製塩使う理由はない!これ一択!
仕込み容器
Kmartで買いました。2L容器で各3ドル×2個。

Sistemaのコンテナがいい説もあったんですが、値段高いし表面積が大きくて空気の遮断が難しいかな?と思ったので散々調べた結果これにしました。
造りもきれいで丈夫だし、縦長なので場所を取らない。フタはネジ式なので密閉しやすい。透明なので発酵具合が見れる。BPAフリー、食洗機対応。これで3ドル。優勝!
結局味噌の原価はいくらになる?
大豆(1kg) 9.28ドル
米(300g×3) 8.7ドル×3=26.1ドル
塩(1kg) 2.59ドル
合計 37.97ドル
今回の材料費は37.97ドル、実際に使った分で計算すると35.62ドル。できあがりが約3.5kgなので、
- 375g(小さい市販味噌):3.82ドル
- 750g(大きい市販味噌):7.64ドル
- 1kg :10.18ドル
という計算になります。

いつも買ってる味噌が750gで16ドルなので、半額以下で済む!!
分量(できあがり約3.5kg分)
- 大豆(乾燥):900g
- 米麹:900g
- 塩:450g(塩分13%くらい)
初心者なのでカビが怖くて塩分多めにしました。
仕込みの手順
味噌の仕込みは2日間に分けて行います。特に2日目は時間がかかるので、予定のない日にやりましょう。
仕込みを始める前に、容器の重さを測って書いておきました。必須ではないですが、発酵前と発酵後で重量変わるのか気になったので。
本体114g+フタ36g=計150g
1日目
① 大豆を洗う
大豆にはさやや籾殻、木片などのゴミががっつり混入してますw 大きなゴミは先に取り除きましょう。


次に水をたっぷり入れます。

水を入れたらゴミが浮いてくるので、茶こしですくいましょう。ギョッとするくらい汚れてますww


最初は濁ってるけど・・・

汚れが落ちると水がきれいになります。このくらい洗いましょう。

水切りはザルでもいいけど、米ピタクリップという道具を使うとらくちんです。

② 大豆を浸水させる
乾燥大豆を大豆の3倍くらいの水に浸けます。夏は12〜18時間、冬は18〜24時間が目安。乾燥大豆の倍以上に膨らんだらOK。

ちなみに我が家の大豆はこんな感じに膨らみました。


浸水前:900g
17時間浸水後:2034g
大きさも重さも倍以上になってますね!
2日目
③ 大豆を茹でる
浸水に使った水を捨て、新しい水をたっぷり入れて茹でます。沸騰したらアクをとりながら3時間ほどコトコト。ガスコンロなら弱火、電気コンロなら中火がいいかな。圧力鍋なら20〜30分程度。

親指と人差し指でつまんで簡単に潰れるくらいの柔らかさが目安です。
茹で汁はあとで硬さ調整に使うことがあるので300mlほど取っておきましょう。

ちなみに茹で上がりは2082gで、浸水後とあまり変わらずでした。
浸水前:900g
17時間浸水後:2034g
茹でた後:2082g
④ 大豆を潰す
熱いうちに大豆を潰します。フードプロセッサーやスティックミキサーで粗めにつぶしてもOK。

踏むと楽と聞いたのでジップロック的な袋に入れて子どもにやってもらったんですが・・・

一瞬で袋破れました。これは非推奨。(超頑丈なビニール袋でやらないと危険)

次にマッシャーでやってみたんですが、意外と効率悪い。

ニトリル手袋はめて手で潰したら一番楽でした(熱いから素手はNG)。少し粒が残る程度が◎踏み台に乗ってやると体重かかるから潰しやすいよ。

⑤ 米麹と塩を混ぜる(塩切り麹を作る)
米麹と塩を別のボウルでよく混ぜ合わせましょう。この混ぜたものを「塩切り麹」と呼びます。まんべんなく混ざればOK。米麹や塩が固まってたらほぐしてください。
⑥ 大豆と塩切り麹を混ぜる
潰した大豆が人肌程度に冷めたら、塩切り麹と合わせてよく混ぜます。大豆が熱いと麹菌がうまく働かないので温度に注意!

30〜35℃:もっとも活発
40℃:働きが落ちてくる
45℃:増殖が止まる
60℃:死滅する
クッキー生地をまとめる要領で混ぜます。硬いようであれば取り置いた茹で汁を少しずつ加えて調整。耳たぶくらいの柔らかさが目安と言われています。
結構硬くてポロポロしてたので375ml足しました。
⑦ 容器に詰める
混ぜ合わせた味噌の素を空気を抜きながら容器に詰めます。空気が入るとカビの原因になるので、ボール状に丸めてから投げつけるように入れ、グーで下に押し付けながら詰めましょう。

⑧ 重石を乗せて密封
詰め終わったら表面を平らにならし、塩を小さじ1ずつ(分量外)かけてラップを密着させ空気を遮断。


重石(500〜1000g)を乗せ、フタをして保存場所へ。今回は重石がないので代わりに塩500gを入れたビニール袋を乗せました。


ちなみに仕込み重量は3586gでした。
味噌の保存場所はどこがいい?
仕込みが終わった味噌は、直射日光が当たらず温度変化の少ない涼しい場所に置いておきます。我が家はパントリーの床に置くことにしました。ちょうど南向きなんで夏でも熱がこもらないんですよね(南半球は南側が日当たり悪い)。

できあがりはいかに?続報をお楽しみに!
仕込みが完了したらあとは時間と微生物に任せるのみ!うまく発酵したらいいな〜。
初めての手前味噌、とにかくカビだけは生えないでくれと全力で祈ってます・・・!発酵が進んだらまたご報告しますね。お楽しみに!
「NZで味噌作りしてるよ」「大豆は米麹はここのが安いよ」という情報をお持ちの方、ぜひコメントで教えてください。同じNZ在住者の方と情報交換できたら嬉しいです!
