27歳でニュージーランド留学すると言った時の周りの反応。ドリームキラーはどうやって振り切った?

Kia Ora!ニュージーランド(以下NZ)の留学エージェントで留学カウンセラーをしているまどかです。

自身も元ニュージーランド留学生で、2019年からはホストマザーとしてたくさんの留学生を受け入れてきました。留学を多方面から見てきた“留学の申し子”です♪
わたしは27歳になる少し前、NZ永住権を目指すべく留学することを決めました。
当時は今ほど独身女性の移住とか(国内でも)一般的ではなかったので、周りからはそりゃー野次を飛ばされました。いわゆるドリームキラーですね。
この記事では、実際にわたしがどんな言葉を投げかけられたか、留学反対されたらどうすればいいかをお伝えします。

周りにNZ留学を反対されてる人は必見!
留学宣言した時の周りの反応
27歳で留学する人って身近ではいなかったし、社会人留学=高学歴の人がアメリカでMBAみたいな時代だったので、かなり驚かれたり珍しがられました。
真っ向から否定してくる人も少なくなかった。
親族
うちの母は結構依存的なとこもあったし、本心ではあまりよく思ってなかったと思います。
一方であからさまに反対するのはカッコ悪い、寛容な自分をアピールしたいみたいなとこもある人なのでwめちゃくちゃ応援モードではないけど、うん、いってらっしゃい(内心不満だけど)みたいな感じでした。
母の兄弟は「サッサと挫折して帰ってこい」と言わんばかりの態度。「ダメだったらすぐ帰ってらっしゃいよ」と一見やさしく寄り添う風だけど否定的な感じ。
「海外留学して現地就職なんて・・・厳しいんじゃないの?」「働きもせずいい身分だなぁ!」と言ってきた親戚のオッサンもいました。

まだ現地に行ってもないのに失敗する前提で話してくるので正直良い気はしなかったですね(汗)
おばあちゃんだけは超肯定的
うちのおばあちゃん、と言っても血縁はないし関係性としては祖母ではないんですが、お互いに祖母と孫の関係だった親族がいました。(当時95歳)
彼女は海外旅行が好きなハイカラさんだったこともあり、「でも海外に行くって、そういう気持ちはえりゃーにゃー(偉いなぁ)」と満面の笑みで言ってくれた。
「私があと10歳若かったら遊びに行くのになぁ」とも。
一族の長老がこんな風に言ってくれたので、他のオッサンオバハン達にディスられたのがどうでも良くなりましたw

ちなみに「アンタニュージーランド行って何勉強するの?」と聞かれ「調理師」と答えたら「え?掃除機?」と返ってきたのには爆笑w(耳遠かった)
友達
「すごい!がんばって!」「遊びに行くよ!」と肯定的な意見しかなかったです。Facebookのコメントも活気に溢れてたなぁ。
中途半端な知り合い
付き合いの浅い中途半端な知り合い達が一番ディスってきましたね。
- 海外に行ったこともない人から「留学って・・・それは厳しいんじゃないの?」と開口一番シリアスな面持ちで否定される。
- イギリスの大学に社会人留学してた人から「無理じゃない?日本人って授業わかんなくてもわかりませんって言えないでしょ?私は『はーい!わかりませーん!』って言えたからやっていけたけど」と謎のマウント。
- イベントで一度会っただけの人からFacebookで「考えが甘すぎるんじゃないですか?」と謎のコメント。
一番目は年配の人だったので、あぁ世間知らずなのかなって感じでした。
二番目はまさかの自分も社会人留学してた人。経験者でも足引っ張ってくるなんて衝撃でした。自分はできたけどあなたには無理でしょ、と根拠なきマウント・・・。
三番目はもう、何でアンタにそこまで言われなきゃならんのか案件。しかもこれをうちの母に言ったら(向こうは若い男性だったので)「その人、あなたにそんなに興味あるのねぇ(ニヤニヤ)」とからかわれてセカンドレ◯プみたいな心地悪さすら覚えました(爆)
留学を反対されたらどうすればいい?
留学を反対されたり「お前には無理」と言われた場合の考え方は以下に記載します。
ほとんどは単なる無知
留学なんて無理、危ない、とか言う人のほとんどは留学未経験者で、単に知らないから不安ってだけで言ってます。
なので真に受けなくてOK。現地のことはあなたの方がよほどよくわかってるので。
実際留学した後の反応は未知
留学前にいい顔をしてなかった人も、実際留学してみたら意外とあっさりしてることもあります。
うちの母はあからさまに否定ではなかったけど肯定的でもなかったパターン。でもわたしがNZに来たのをキッカケに29年ぶりの海外旅行を実現させ、その後も更に3回もNZに遊びに来てます。
元々海外旅行が好きだったし、英文科出身なので現地で簡単な英語を使う機会ができてちょっと得意になってる模様。

今では日系二世でバイリンガルの孫(うちの息子)がちょっと自慢みたいですw
足を引っ張る人=縁のない人とみなす
あなたのことを心から大切にしてくれて、一緒にいることであなたにとってプラスになる人は真っ向から否定したり足を引っ張ることはしません。
たとえ心配でも、気にかけながら応援したり詳しい話を聞いてくれるはず。
あなたがやりたいことを「無理だ」と言って足を引っ張ってくる人は基本的に縁のない人です。わたしも当時足を引っ張ってきた人と留学後は音信不通だし、なんなら名前すら覚えてませんw
いきなり絶縁しなくてもいいので、これを機に一度距離を置いてみましょう。留学後に頑張ってるあなたを応援してくれる姿勢が見えたらまたつながればいいので。

ネガティブなこと言われた時は、人間関係のフィルタリングができたと思えばいい!
応援してくれる人と関わるべき
どんなに留学の目的や意義を話しても、実際に留学した後もディスり続けてくる人は、もうスルーしてOKです。というのも、あなたの人生はあなたのものだから。
どうせなら、あなたが頑張っているのを認めて応援してくれている人と関わるようにしましょう。
人間ついついネガティブな方に引っ張られがちですが、自分をサゲてくる人と一緒にいるとどんどんエネルギー下がってくるので、あなたの留学をポジティブに捉えてくれる人と関わるのを優先してください。
親に学費出してほしいけど反対される場合
留学の費用を親御さんに援助してもらいたい場合もあるでしょう。そういう場合、留学に反対されてると金銭面で実現が難しくなりますよね。
親が子どもの留学に反対する理由は主にここらへんです。
- 金銭的援助ができないから
- 海外って危ないんじゃないの?という不安
①の場合、
具体的な留学費用を算出
↓
自分名義の貯金の合計額を確認。子どもの頃親が作って管理してる通帳とかも全部洗い出す
↓
いくら援助が必要なのか説明。その際、現地で就学中のアルバイト収入や卒業後の年収見込みも計算し、借りる場合は何年後を目処に返せるか伝える
↓
それでも借りられない場合、自分で費用を貯めてから渡航する。貯金計画や渡航時期も示す
②の場合、単に親の知識不足から来る不安なので、
滞在予定都市の治安状況を数字で見せる
↓
身を守るための具体策を伝える。管理人付きの学生アパートに住む、夜は出歩かない、現地での緊急連絡先を親に伝えるなど
反対された=留学しちゃダメ、ではない
できれば周りには応援されて留学するのが一番ですが、実際はどうしてもドリームキラー的な邪魔が入ることがあります。
でも覚えといてほしいのは、反対された=留学しちゃダメってわけではないんです。
誰に反対されたって、結局はあなたの人生だから。あなたがやりたいならやらなきゃ後悔するよ。
80歳になって「あの時留学すればよかった」って後悔する自分の顔を思い浮かべたら怖くない・・・?

わたしは自分自身も留学生だったし、いろんな葛藤も経験してるので同じように社会人留学でいっちょ人生切り拓きたい!って人を応援したい。ピンと来たらLINEください!
※本気の方のみお願いします